さてさて、旅の道中はハプニングで(詳細はこちら)、体力的にも精神的にもへとへとでした。それでもやっぱり街中観光をしたい!演劇祭を見に行きたい!ということで、体に鞭を打ち、いざアヴィニョン の中心部へ!

アヴィニョン旅行ガイド

アヴィニョンってどこにあるの?

アヴィニョンはフランス南西部にある都市で、いわゆるプロヴァンス地方と呼ばれる地域にあります。

プロヴァンス地方といえば、葡萄畑、オリーブ畑、ラベンダー畑などを思い浮かびますね。
この街中でも、ほんのりラベンダーの香りがしました!

意外な歴史!

実は、1309年から1423年まで、カトリック教会の首長であるローマ教皇の補佐、教皇庁が置かれていました。(現在、あのバチカン市国にある教皇庁です!)全世界のカトリック教会のトップが一時的にこの街に置かれていたんです!
すごい歴史。
教会の本拠地が1世紀にわたってローマから離れるということは歴史的にも珍しいことだそうです。

そういうこともあって、街の一部は世界遺産に登録されています。

世界遺産「アヴィニョン歴史地区:法王庁宮殿、司教関連建造物群及びアヴィニョン橋」

街の一部は、世界遺産に登録されており、「アヴィニョン歴史地区:法王庁宮殿、司教関連建造物群及びアヴィニョン橋」としてその歴史的価値が称賛されています。また高さ50mの城壁に囲まれた歴史地区は、作家Froissartが「the most well-fortified house in the world(世界で一番要塞化された家)」と表現するほどの強固な城壁が特徴です。

アヴィニョンの橋

音楽の教科書にも出てきた!?「アヴィニヨンの橋で」

「アヴィニョンの橋で」という曲をご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。音楽の教科書に載っていたり、NHKみんなのうたでも放送されています。
この歌は、橋の完成を祝って歌ったもので、日本語歌詞は、

て書くとピン!とくる方もいるかも🎹

アヴィニョンの橋

ピカソの「アヴィニョンの娘たち」

アヴィニョンと聞くと、ピカソの「アヴィニョンの娘たち」も連想されるかもしれませんが、これは別の”アヴィニョン”でした。残念。
ピカソの作品は、バルセロナのアヴィニョン通り(https://maps.app.goo.gl/HWiK39mp2Ax2KWyS6)にある売春宿で働いていた女性たちを描いた作品です。現在はMoMA(ニューヨーク近代美術館)が所蔵しています。

今回の旅の目的、『アヴィニョン演劇祭』

アヴィニョン演劇祭(Festival d’Avignon)は、毎年7月にこの街で開かれる演劇祭です。
1947年から始まっていて、現在ではヨーロッパを代表する演劇祭になりました。
そして、この演劇祭は大きく二種類にわけることができます。
一つは、正式招待作品「イン」。もう一つは自主参加作品「オフ」です。

例えば、ダンスやミュージカル、ストリートプレイなど、色々な形の舞台芸術を観ることができます。

チラシ

ヨーロッパ3大演劇祭

ということで、この演劇祭で舞台芸術を観に来たんですが、、、
チラシを一枚ももらえず。すごいアウェー感を感じました。
でも、路上でもパフォーマンスが行われていたので楽しかったのは楽しかったんですけどね。

お祭りの様子

アヴィニョン演劇祭

みんな、自分の出番まで外でパフォーマンスをおこなって、集客に努めます。

こんな人たちもいました!

アヴィニョン演劇祭
アヴィニョンの路上パフォーマンス

あれですね。学園祭に似てる。文化祭とか。
そういう類のお祭りだと思ってもらえれば。

結局、チラシをもらうこともできず、フランス語に圧倒されてチケットを買うこともできず、お祭りの雰囲気だけ味わうことになりました。
(小心者の自分、卒業したい。)

また次回の記事で、町の観光名所のお話ができればなと思います!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
良い一日になりますように。

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