ドイツ🇩🇪バンベルクに別れをつげて次の目的地へ
あっという間にドイツ・バンベルク大道芸フェスティバル(祭りのようすはこちらから)は終わり、次の目的地フランス🇫🇷アビニョンへ向かう旅の道中のお話です。
移動距離、約1000km。
移動時間(列車)、15時間。
今思えば、飛行機で移動すればいいのに。当時は時間と体力に余裕があったので、体力勝負の旅のほうを選んだんですよね。笑
しかも、この移動の際にハプニングが起こるんです。いや、アクシデントか。
旅の波乱、テロの影響での移動
まずは、バンベルク🇩🇪からニュンベルク🇩🇪へ移動します。50分くらい。
さらに、ニュンベルク🇩🇪からカールスルーエ🇩🇪というドイツとフランスの国境近くにある街に移動します。これが3時間ちょっと。
まだですよ、目的地は。
そして、カールスルーエ🇩🇪から目的地アビニョン🇫🇷へ向かう列車に乗ります。
この移動が長い!約6時間!
すでに約4時間の列車の旅を終えたにもかかわらず、さらに6時間の旅が始まります。
まあ、楽しかったから良しとしましょう!
車内の様子
二人がけのシートの対面で、私は3人家族と相席になりました。
小学生上がる手前くらいのお姉ちゃんと、幼稚園くらいの妹。
アナと雪の女王を見たり(しかも、ヘッドフォンなしだったので音声が丸聞こえ!)、私が日本の写真をパソコンで編集していたので興味が湧いたのか覗き込んできたので、日本の写真(桜とか、紅葉とか)を見せたりしていました。
予期せぬ出来事
列車が急停車し、車内にフランス語とドイツ語でアナウンスが流れました。もちろん、私にはわかるわけもなく。ぼーっとしていたら、姉妹のお母さんが英語で伝えてくれました。
お母さん「It’s terrolism.」
あまりにも聞き慣れない単語だったので、意味がわかるまで時間がかかりました。
そう、テロが起きたとお母さんは伝えてくれたんです。
しかし、それにしても、乗客は慌てることなく静かに席に座ったまま。
私は、「テロ」といえば、爆発を想像したんですが、この時起きたのは、ナイフを持った少年が、私が乗っている列車の前を走る列車の車内で、暴れた、のか 暴れている、のかはわかりませんが、まあナイフを持って暴れるテロが起きたということでした。
車内にいた地元の人々は驚くことなく冷静に、次のアナウンスを待っていました。そして、2時間ほど経ってから運転が再開しました。
テロ=爆発ではない?
「テロ」って聞くとすごい重大なことだと思っていたので、この時の様子がとても不思議に思い、帰国してから友人にこの話をしました。
すると友人は、「ヨーロッパではテロがよくあるからそんなに驚かないよ。」と言い、日本人が震度4の地震をあまり気に留めない感じと似ていると教えてくれました。
ああ、とてもわかりやすい。
海外の友人が日本に来た時、震度3、4の地震でもすごく驚くんですよね。でも、日本人はさほど驚かない。いや、驚きますけど、「震度4かー」ですぐに日常生活に戻るじゃないですか?
その感覚に似てるらしいです。
当時の話ですよ!2016年の話です。今はまた価値観が変わってるかもしれません。
列車は大幅に遅れ。。。
2時間ほど停車し運転が再開したけど、徐行運転だったりして、結局アビニョンに到着したのは予定より4時間くらい遅れたんかな?
旅の初めの予定では、アビニョン駅に到着後、バスで宿まで移動でした。
しかし、到着時にはすでにバスが終了。しかも、あたりは真っ暗。
アビニョン駅は街からだいぶ離れた場所にある。
タクシーしかありません。
仕方なくタクシーを利用することに。
タクシー問題
しかし、再びここで問題が、アビニョンはフランスの田舎町なのでタクシーのおじさんは意地悪とかではなく本当にフランス語しか話せない様子でした。
しかも、宿の場所も分かりにくく、意味わからへん場所で降ろされかけます。
おじさんも、「google mapで宿はここだよ!」的なことを言っているけど、宿の受付も見当たらず、街灯もない道の真ん中です。
「ここで降りたら危ない。」と察知し、もう一回調べてよ!ちゃんと!と関西弁で言い、伝わったのかもう一回調べてくれました。
で、新しく出た場所にタクシーを走らせてくれて、無事に宿の受付に到着。
安心感からか、どっと疲れが出ました。。。
なにわともあれ、無事に怪我なく、宿に到着できてよかった。
現地で起きているニュースって日本に届くのだろうか
この経験があるから、世界中で起きるテロを想像しやすいというか、他人事のように思えない。現場で何が起きたのか、犯人の様子、武器、怪我人などをチェックするようになりました。
それまではテロのニュースを見ても、「ふーん」で終わっていましたが、どうしてテロが起きるのか、犯人動機は、誰に恨みがあったの?など気になるように。
こうやって、海外のニュースを深掘りしてみると、いろいろな世界が見えてくると思います。
一度皆さんもやってみてはいかがでしょうか!
そして、一刻も早く、彼らが安心できる環境に戻れることを祈っています。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
良い一日になりますように!