前回の続き、アビニョンの宿に着いたところからのお話です。

タクシーのおじさんと揉めながら、やっと着いた宿。

そして、受付のおじさんはめっちゃ優しくて、泣きそうになりました。

「君が電車で来るって連絡してくれてたから待ってたよ!テロが起きたんだよね、疲れたでしょ?」
とあったかい紅茶を出してくれました。
ちょうど、受付の頭上にあったテレビで、テロのニュースが流れていて、思っていたより大きい報道だったので、驚きと安心感とおじさんの優しさで胸がいっぱいになりました。

ああ、私もこんなふうに誰かを優しさで包めるような人間になりたい。
そう思いました。

次の日の朝、撮った写真

宿の予約時にしておいたほうがいいこと

いつも海外で宿を予約する時は、飛行機の便名や電車の時間など、何で向かうか、チェックイン予定時刻を宿側に伝えるようにしています。
このアビニョンの時は、これが功を期した! もし、電車の時刻を伝えてなかったら、当日キャンセルで処理して、もう受付は閉めて帰ってたよ。と言われました。
列車の便名、伝えといてよかったーーーーー!
備えあれば憂いなしです!

今回のアビニョン旅でお世話になる部屋へ

無事にチェックインを済ませ、おじさんが車で部屋まで送ってくれました。メインとサブ(離れ)に分かれているB&Bで、おそらくタクシーのおじさんは離れのほうに行ってしまったんだろうなと、この時にわかりました。

旅の道中でいろいろあったから、疲れ切っていて、すぐ寝てしまいました。
次の日の朝、日本の家族から「テロあったってニュース流れてるけど、その列車乗ってる?日本人巻き込まれてないから大丈夫やと思うけど。。。」
(そうか、日本でもニュースが流れるくらい大きかったんや。)
そして、「日本人が巻き込まれていない」という報道の意味って、こういう時に役に立つんだと気付かされました。

家族には無事だということを伝えました。

この一件でたくさんのことを学んだ気がします。
テロとは何か。どうして起こるのか。日本の報道と実際の現地の報道のギャップ。

これだけインターネットが発展していて、遠く離れた場所でも情報が手に入る時代ですが、やはり実際に行ってみないとわからないことって必ずありますね。

つい、忘れそうなこの事実。ちゃんと覚えておかないと。

宿の朝食の洋梨タルト

この洋梨タルト、めっちゃ美味しかった!!!!!
甘すぎず、優しい味でした。

アビニョンてどこ?

そんなこんなで、アビニョンに到着しました。

そして、どうしてこのアビニョンに来たのか、
それは、『Festival d’Avignon』アビニョン演劇祭を見にきたんです!
でも、結果からお話しすると、街中でチラシを1枚ももらえず。。。
アジア人だからなのか、子供だと思われたのか。
しかも、他の西洋人にはチラシを配っていたんですよね。
なので、演劇は一つも見ずに、街の盛り上がりだけ感じてきました。笑
フランス語が話せたら変わってたんかな。

次回からはアビニョンの街のお話に入ります!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
良い一日になりますように。

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