パリの凱旋門の正式名は『エトワール凱旋門』!?

パリの凱旋門は、シャンゼリゼ通りの端っこにあります。
凱旋門を中心に、放射状に通りが延びているのが特徴的!

凱旋門の上に登ってみると、放射状に広がる道が一目瞭然!!

エッフェル塔も見えます!
歩いていけそう!と思った方へ。
実は、この凱旋門からエッフェル塔まで、


徒歩で1時間12分かかります。

私はこの景色を見て、徒歩20分くらいかな?と思いました。

実際、凱旋門ってなんの建物って知ってる方います?

このエトワール凱旋門は、あのナポレオンが1805年に古代ローマの風習にならって造らせたものと言われています。
この時、フランス軍が誰に勝利したかというと、ロシア・オーストリア連合軍です。
(あーこれもまた戦争なんだ。。。と悲しい気持ちになってしまいました。)

上の写真の記念碑は、凱旋門の真下にあり、第一次世界大戦時にフランスのために命を落とした兵士たちに捧げるものだそうです。
ここで注目なのは、「無名」の兵士の墓ということです。
そして、現在では毎晩午後6時30分に聖火が灯されるセレモニーが行われています。

この辺りの歴史をもっと知りたいという方は、凱旋門公式HPをご覧ください。
https://www.paris-arc-de-triomphe.fr/decouvrir/le-soldat-inconnu

凱旋門のようす

凱旋門の高さは約50m,幅50m。
壁面はナポレオンの戦いや義勇軍の出陣を描いた彫刻を見ることができます。

凱旋門に関しての知識を何も持たずに行った私は、この足元の炎を見つめる人々の顔を見て、反省しました。

ただの観光地だと思っていたけれど、本当は戦争の勝利の印であり、国を守った人たちが眠る墓だったのだと現地で気付かされました。

日本に帰る飛行機が飛ばないかも!?

そして、ちょうど、この凱旋門にいる時に、航空会社から1通のメールが届きました。
内容は、


「あなたが予約している飛行機は飛ばないかしれない。」

👀

こういうとき、本当に思考が止まります。

落ち着いて情報収集すると、何やら経由地のトルコ・イスタンブールのアタテュルク空港で起きたクーデターの影響だそうで。

ここパリからイスタンブールに行って、イスタンブールから大阪に戻る飛行機なんですけど、大阪便は7月17日に再開したけど、フランス便はまだ再開する見通しがないみたいな感じでした。

航空会社ターキッシュエアラインに連絡すると、もちろんつながらず。
日本にいる母に連絡して、日本支社に連絡してもらったら、「フランス発着便はわからない。パリの空港のカウンターで聞いてくれと。」

なんというハプニングでしょうか。
一旦、パリのシャルル・ド・ゴール空港に行かなければなりません。

帰国便まで2日あったんですが、もしかしたら帰れないかもしれない。

しかも、ことの発端は、トルコ軍によるクーデーター。
凱旋門で無名兵士のお墓を見た手前、すごくリアルに感じました。

一旦、ホテルに戻って、もう一度情報収集しよう。

そして、世界一綺麗なシャンゼリゼ通りを歩いてメトロの駅に向かいました。

ここが凱旋門から始まる世界一綺麗なシャンゼリゼ通り!?

何を持って、”世界一綺麗な”通りなのか、わかりませんが、日本の皆さんは「オーシャンゼリゼー🎵」という曲は聞いたことあると思います。

まあ、建物が整っている美しさはあると思います。
建物はね?しかし、フッと道路に目線を向けると。。。

ジプ⚪︎ーが物乞いしています。しかも、倒れてる。。。

この記事https://maikoka2.wordpress.com/2023/11/30/paris-5/でも、お話しましたが、物乞いが倒れ込んでまで、お金を求めてる姿は初めて見ました。
あのNYでも、あのLAでも、ちゃんとお尻を床につけて座っていましたよ!?

これは、34カ国の旅の中でも、まあまあ上位の衝撃でした。

しかも、誰も声をかけない。その奇妙さが現実を物語っていました。

日本だったら、倒れてる人がいたら声をかけますよね。
(というか、そもそも物乞いがいませんが。)
百歩ゆずって物乞いがいたとしても、座らずに倒れてたら、声をかけませんか?

あの”世界一美しい”シャンゼリゼ通りで、見かけた物乞いが、倒れてるんです。
「心配」という感情が出る私は平和ボケした日本人なのでしょうか。

この出来事は本当に自分の中で衝撃的でした。

この続きは、また次回!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
皆様にとって良い一日になりますように!