車窓から見えるドイツまでの景色

ドイツの車窓
ドイツの車窓

バンベルクという街は、ドイツの都心部から離れていて、静かな田舎町という感じです。そのため、列車旅の道中から見える風景は、広い空と広い大地!
こういうのんびりとした雰囲気が私は好きです。
実は、小さい頃から、テレビ番組「世界の車窓から」が好きだったんですよね。(祖父の影響です☺️)
いつか、自分の目で見てみたい!と思っていた景色が目の前に広がる感動。今もまだ、心に残っています!
そうこうしてると、あっという間にバンベルク駅に到着!
一つ前の駅のフランクフルトの記事はこちらから!
街は小さいので、駅から市街地へは徒歩で行けます。

バンベルクってどこ?

バンベルク

では、まず初めにバンベルクの説明がいりますね。
その後に、今回の目的のお祭りのお話をします。

バンベルクは、ドイツのバイエルン州に位置する歴史ある都市。
そして、歴史的な建造物が連なる旧市街と石畳の道や流れる川がヨーロッパっぽい雰囲気を醸し出しています。

世界遺産『バンベルクの町』

この街は、中世初期に建てられたの建物が多く残っているのもあって、1993年に世界遺産に登録されました。さらに、珍しくドイツ国内で、第二次世界大戦での被害を受けなかったので、1000年以上前の文化がそのまま残っていると言われています。

バンベルクの大道芸お祭り

bamberg zaubert

旅の目的のお祭りについて。

正式名は「Bamberg Zaubert」。Zaubertはドイツ語で魔法、魔術。

正式な日本語訳がないので、「ドイツバンベルク大道芸フェスティバル」が適当かなと思います。

ドイツバンベルク大道芸フェスティバル

そして、何のお祭りかというと。
世界中から大道芸人が集まり、街中でストリートパフォーマンスを繰り広げるお祭りです。

1999年にスタートしたこのお祭りは、ヨーロッパで最も成功した大道芸のお祭りとされています。参加する大道芸人は、マジシャン、ジャグラー、クラウン、アクロバット、パントマイム、ファイアーパフォーマンスなど多岐にわたります。


何が面白いって、観客からもらったチップの量や観客の数で芸人の実力が可視化される、超現実的なお祭りでもあります。


めっちゃ人だかりができる芸人さんもいれば、ガラガラの芸人さんもいます。(めっちゃシビアでした。)
そして、毎年何組か日本人アーティストも参加しています。
私が行った2016年も日本人の方がいらっしゃいました。頑張れ!と心の中で応援してました。

バンベルク到着!

さてさて、旅の話に戻して。。。
夕方に到着しました!まだまだ外は明るかったので、街散策へ繰り出します!

着いた日はお祭りの前日だったので、すでに前夜祭が行われていました。
なので様子を見るために、会場の旧市街地に向かいます!

フレスコ画

旧市街地エリアへ行く途中にある昔の市庁舎。実は、この絵は、「フレスコ画」という技法で描かれていて、これがこの街の観光名所なんです!
なんかね、描くのが難しいらしいんです。

フレスコ画

フレスコ画とは、壁に生乾きの状態の漆喰を塗って、乾かないうちに水で溶いた天然の顔料で描く方法です。
この方法は他の絵画技法とは異なり、描き直しや修正ができないんです。
だから、難しいんですね。

バンベルク

そしてこの旧市庁舎を抜けると、、、人がいっぱい!!!

前夜祭パレード

バンベルク大道芸フェスティバル
パペットアーティスト
バンベルク大道芸フェスティバル
なんだろう。。。
バンベルク大道芸フェスティバル
アクロバット系のパフォーマンス

もうすでに、前夜祭は始まっていました!

こんな感じで、バンベルク大道芸フェスティバルは、中世ヨーロッパの雰囲気が残った街の中で繰り広げられます。
そして、世界中から集まるアーティストと観客の交流、チップの文化など、日本では経験できないことがたくさん!
どんなアーティスト、どんなパフォーマンスを見ることができたのかは、次回、お話ししようと思います。
お楽しみに!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
良い一日になりますように。