アンコールトムの中にあるバイヨン寺院?トムって何?
さて、今日は前回のアンコールワットの続きです。
朝7時、ちょうどいい涼しさの中、バイヨン寺院があるアンコールトムへ向かいます。
ここで気になった方もいると思います。
アンコールトムって?ワットじゃなくて?
私も、こんがらがりました。アンコールワットは聞いたことあるけど、アンコールトムは聞いたことない。。。
ワットなの!?トムなの!?ややこしくなった方、続きをどうぞ。
アンコールトムとアンコールワット:歴史と名前の秘密
これからお話しするバイヨン寺院がある場所は、アンコールトムの中にあります。
言葉の起源を探ってみると、
「アンコール」はサンスクリット語の「ナガラ(都市)」やクメール語の「王都」から派生しています。そして、
🇰🇭クメール語🇯🇵
「トム」=「大きい」
「ワット」=「寺院」
よって、アンコールトムとは、城壁とお堀に囲まれた都市遺跡で、アンコールワットは寺院のこと。そして、アンコールトムの隣にアンコールワットがあります。
![Angkor Thom and Angkor Wat](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/c2cdc-e382b9e382afe383aae383bce383b3e382b7e383a7e38383e38388-2023-11-01-12.54.24.png?w=1024&h=707)
アンコールトムの四方は約3kmで、100m幅のお堀と8mの城壁が特徴です。
(雑談なんですが、堀のことをつい「お堀」と「お」をつけてしまうのは私だけでしょうか?
それとも関西弁だから?)
![](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/8c484-p8300462.jpg?w=1024&h=768)
![アンコールトム](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/434c0-p8300455.jpg?w=1024&h=768)
バイヨン寺院:クメール建築のバロック様式
バイヨン寺院の最も特徴的な点は、この高い塔。クメール建築のバロック様式がここで堪能できます。
![バイヨン寺院](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/aff31-p8300472.jpg?w=1024&h=768)
🇰🇭クメール語🇯🇵
「バィ」=「美しい」
「ヨン」=「塔」
バイヨン寺院で注目すべきポイントは、なんと言っても人面の彫像です。
(見えにくので、拡大してみてください。人の顔が各方角に彫られています)
![人面像バイヨン寺院](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/d070e-74f01bc9-2f74-400c-8950-2e8983ac20d0_1_201_a.jpeg?w=1024&h=768)
この彫像は観音菩薩の姿とも、ヒンドゥー教の神々を表しているとも言われ、未だに多くの謎を秘めています。でも、微笑んでいるように見えるので、どこか優しい印象も受けます。
バイヨン寺院の猿たち🐒
![](http://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2023/11/ff09d-p8300478-768x1024-1.jpg)
![バイヨン寺院の回路](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/ab833-af791e24-26e6-4a0e-989f-acfa70a61416_1_201_a.jpeg?w=768&h=1024)
さらに、このバイヨン寺院で意外な物が待っています!
こちら!
![バイヨン寺院の猿](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/00969-e38080.jpg?w=1024&h=768)
そう、猿です!
想像以上に多くの猿たちがここに生息しているので、荷物には十分に気を付けなければなりません。ビニール袋を持っていると、彼らは来ます。賢いんですね。パンや他の食べ物を持っていると、奪われてしまう可能性が高いので、荷物はしっかりとチャックのついたバッグに入れときましょう。
![バイヨン寺院の猿](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/c2e05-p8300545.jpg?w=1024&h=768)
![バイヨン寺院の猿](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/3240f-p8300580.jpg?w=1024&h=768)
![バイヨン寺院の猿](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/c3c4b-p8300525.jpg?w=1024&h=768)
![バイヨン寺院の猿](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/27428-p8300500.jpg?w=1024&h=768)
![水を飲む猿](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/06530-p8300512.jpg?w=1024&h=768)
![おしゃべり中の猿](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/f9d1b-p8300542.jpg?w=1024&h=768)
バイヨン寺院は非常に広大なため、水分補給はしっかりとしてください。
水を買う場所もないので、水分は多めに持っていったほうがいいです。
![アンコールトム](https://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2024/10/d7fa8-p8300586.jpg?w=1024&h=768)
![](http://maikoka2.wordpress.com/wp-content/uploads/2023/11/3b5b8-p8300591-768x1024-1.jpg)
アンコールトムの中には、こんな大きい木もありました。
ちっちゃく写ってるのが私(160cm)です。
めっちゃでかいでしょ?
こんな木が何本か見かけました。
何年前から生えてるんやろ〜
こんな感じで朝5時からアンコールワットの朝日を見て、そのまま隣のアンコールトムの見学をしました。
5つ星ホテルで朝食を
そろそろ、お腹が空いてきたので、ホテルに戻ります。今回の旅では5つ星ホテル(といっても、現地価格やからめっちゃ安い。)に宿泊し、朝食は洋食ビュッフェ付きにしました。以前の記事でも触れましたが、カンボジアでは水道水は飲めません。しかも、料理に使う水もミネラルウォーターであるかどうか確認することをお勧めします。
なので、5つ星ホテルなので、もちろんホテル内の料理は全てミネラルウォーターを使っています。安心安全。
孤児院でのボランティア活動
そして、この日の午後は小学生の頃から抱いていた夢を実現するために、孤児院でボランティア活動をします。
実は、このために、日本から子供向けの本や使われなくなった文房具、100均で手に入れた髪飾りやおもちゃ、そして折り紙などをカンボジアに持ち込みました。
この続きはまた明日…
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
みなさんにとって良い一日になりますように。