今日は、The waveの抽選のために、1週間ほど滞在したカナブのときのお話です。
いよいよ、ユタ州に突入です!

[旅情報]
州 ユタ州 Utah

街 カナブ Kanab

宿泊場所  Kanab RV Corral
https://maps.app.goo.gl/7xYk2ycqYdedXqg86

ガソリン価格 $4.096/ガロン = 164.16円/リットル(2023年10月初旬現在)

歴史 「リトルハリウッド」と呼ばれていて、西部劇のロケ地などで使われてきた。(「猿の惑星」もらしい!!知らなかった!)
モルモン教とゆかりのある地で、モルモン教徒の家族がこの地域に移住して町ができたらしい。

観光名所 バーミリオンクリフス国定公園、ブライスキャニオン国立公園、グランドキャニオン、ザイオン国立公園、ホースシューベンド、モニュメントバレー、パウエル湖など、3,4時間で行ける観光地がいっぱい!!

ビジターセンターの駐車場

The waveってご存知ですか?

2003年にカメラマンによって発見され、一躍有名になった場所なんです。
(「the wave, arizona」と調べていただいたら、すぐ出てきます。)
このザ・ウェーブは自然保護区内にあり、登山道がないので、一日20人だけ、抽選で入場の許可がもらえます。
抽選で当たった人だけにもらえる地図があり、それを頼りに行くんですが、

発見から20年も経てば、Google mapに載ってますね。笑
(2017年の時点では、まだGoogle mapに出てこなかったです。)
気になる方は、調べてみてください。

今はもうThe waveの抽選は全てネットなんですが、私が行った2017年はカナブにあるビジターセンターで、ビンゴのガラガラで伝わるかな…

そして、その抽選で当たったチームは、The waveまでの地図と許可証がもらえます。
実は、The waveまでは、その地図がないと行けないんです。舗装されていない道を進むので、どこまでGPSが働くかわかりません。行った人が少なすぎて情報がない!3時間のトレッキングと言われているけど、道なき道を進むのでわからないですよね。
そんな貴重な場所がThe waveです。

私たちはこの地図が欲しいために、何回か抽選にチャレンジしたのですが、結局、私たちは当たらず…

しかし、ここで奇跡の出会いが!!!
(やっぱ、運持ってる!)
抽選会場では、エントリーした代表者の名前が順番に呼ばれて、ビンゴが始まるのですが、その時に私たち以外にも日本人っぽい苗字が呼ばれたのを私は覚えていて、抽選が終わった瞬間、すぐ話しかけに行きました。

こんな僻地に同じアジア人が!

「日本人の方ですか?」と奥さんに声をかけたら、

👩「?…!Papa!」

👨「Um?」

Maiko「あ、日本人の方ですか?」

👨「ああ、そうだよ!君たちも?当たった?」

Maiko「当たらなかったんですよ〜。私たち3回目(多分)のチャレンジやったのに〜」

👨「はは笑 そっかそっか!日本から来たの?」

Maiko「はい!みんなで横断してて!」

👨「いいねえ、楽しいでしょ!妻はね、韓国人なの。だから日本語は少ししか話せなくて。」

Maiko「あ!そうだったんですか!お名前が日本人ぽかったので、つい話しかけてしまいました笑」

と会話してたら、仲間たちが帰ろうとしてたので、「じゃあ!」とお別れして、仲間のもとへ戻りました。そして、残念モードの中、今日どうする?とトボトボ、駐車場に戻ろうとしたとき!!!

👨「ねえ!今日のスケジュールは?」

Maiko「何もないです〜」

👨「じゃあ、ウェーブとは違うほうのトレッキングの空きがあるから、一緒に来なさい!」

みんな「!?!?!?!?」
Maiko「違うほうとか、あるんですか!?」

有名じゃないほうのthe wave!?

なんと、The waveが有名になりすぎて、他にも申し込んだら地図がもらえる登山口があったんです!!!
ぜひ!しかも、お二人と一緒なんて心強すぎる!!!!!

ということで、ご一緒に登山することに☺️

奇跡ってありますね〜
いろんな人に話しかけるもんですね〜
これが私の取り柄です!

次回、カナブで出会ったご夫婦と奇跡の登山の巻です〜

で、もう一つ。このカナブという町で奇跡の出会いがありました。
それは。。。

道の真ん中で出会ったある動物

ヤギです。


私、まいこ、人生で初めてヤギを拾いました。
みんなでぶらぶら街を歩いてると、道路挟んで、むこーーーーうほうから、白いモフモフの生き物がこっちにまっすぐ走ってきたんです。
「いぬやああああ😍」
って真っ先に走り出した、私。
聞こえてきた鳴き声で足を止めます。

「メエエエエエ〜!」

「え…



ヤギやん。。。みんな!これヤギやで!」

どうしていいものか

どうしようか、このヤギ。。。

首輪みたいな、紐見たいなものが繋がってたから飼われているんだなと推測。
バックパッカーが野生の犬を連れて旅するのに、少し憧れもあったから、
「このまま、ロサンゼルスまでおともする?」
とか、日本連れて帰る?免疫の検査大変かな。。。と色々考えて、少しだけ一緒にお散歩〜

結局、

「置いていこう」

となったのはいいけれど、
どうするよ、この子。。。
誰か大人に相談したかったけど、人が歩いていないんです!この街、カナブ!!
しかも、交番みたいなものも見当たらず。
でも、教会はたくさん。(さすが、モルモン教。)
「コンコン」と近くにあった教会の扉をノックして、出てきたおじいちゃんに、
“We bumped into the baby…”

これだけでわかってくれた、おじいちゃん!ありがとう!
「どっかから逃げてきたんかもね!ありがとうありがとう!探しとくよ!」
と預かってくれました!


みんなでホッとして、宿に戻ってる時に仲間の誰かが、
「あのおじいさん、食べへんよな?」と。
その考え、なかったーーーー!笑

道路に走っていって車に轢かれそうになる子ヤギを守る私

カナブの過ごし方

今日は思い出深いカナブの街のお話でした。

ご夫婦の他にもこの街で一緒に抽選に外れた日本人グループと仲良くなって、一緒にBBQしたりと楽しい思い出がいっぱいの街でした。

街も可愛いので、キャンプの拠点地におすすめのカナブです!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
良い一日になりますように!

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村