今日は、ルアンパバーンの図書館にいたラオスの男の子のお話です。

Luang Prabang Library
https://maps.app.goo.gl/znXj6P4sU89XsgnB9

平日だけ開いてるから、この土日ずっと気になっていた。
一番左の扉は古本屋?ラオス語はもちろん、英語、フランス語、

あ、そうなんです。
ラオスは元々フランスの植民地だったので(一瞬、日本も占領してたけど)、フランスっぽい雰囲気が少し残ってますよー

で、日本語の本がみっちり並んでいて、
店番してる女の子は机に突っ伏して寝ていた。
このゆるさもラオスあるあるなのかも。笑
眠たい時に寝よう!それが生き物だ!笑

それらの古本の売り上げは、もちろん子供達の教育費の寄付になる。
多分ね。だって、店番の子が寝てるから聞くに聞けなかった。。。


そして、図書館のメインの建物の扉を開けると

涼しいいいいいいいいいい!

エアコンめっちゃ効いてるやんー!

絶対、どこかの国のサポートが入ってる!
知育のおもちゃやゲーム、もちろんラオスの本も綺麗に揃ってる!

日本では考えられないですよね。
図書館の運営を他の国のサポートで行うなんて。
ぜひ、ルアンパバーンに訪れた際は、この図書館に寄ってみてほしいです。


で、私の目的、ラオスについての本が読みたかったから、本棚へ。
ラオスは織物が有名なので、テキスタイルの本とラオスのお祭りについて書かれている本を手に取り、大きいテーブルに座った。

街のど真ん中にある図書館

あれ?

見たことある男の子が。

あ!子ども食堂でご飯食べてた子や!
お皿にまだご飯残ってんのに「おかわりい!」って言ってた、愛嬌のある男の子!

(こども食堂のおはなしはこちらから。


今日は平日の真っ昼間。。。

あれ、学校は?

ラオスの男の子と過ごした時間

と思いつつ、この国は色々事情があるんだろうとあまり深く追求せず、
「Hello~」とだけ言って、
本を開いた。

織物といえば、私の中で印象的な国はクロアチア🇭🇷のドゥブロブニクだった。
路上で売られていた鍵あみで作られたコースターが素敵でおばあちゃんへのお土産にしたなあ。


ところが、それに並ぶくらい、ラオスの織物に魅了された。

マーケットのお店でお願いしてミシンの写真を撮らせてもらった
こんなところに日本製のミシン


ラオスの伝統衣装「シン」。スカートみたいなもの。
買って帰りたいけど、今回の旅は手荷物7kg以内じゃないとあかんしなー。
こういうとき、格安航空券だと泣く泣く諦めないといけないことが多々ある。涙


ツンツン




ん?


男の子がこっちを見ている。


片手にカードゲームを持って


にたあ😆
とした笑顔で





「OK!ゲームしよっか!」

ラオスの子供達が好きなゲームとは


というわけで、子どもと一緒にゲームをすることに。
カードを1枚めくって出た顔を、それぞれ積み木で同じ顔を作る。
一番早く完成した人が勝ちでカードをもらえる。そんなゲームだ。

こんなシンプルなゲームが大ハマり。

Amazonで発見!
「顔合わせ カードゲーム ブロック」で探したら出てきた!
知育ゲームっぽい?
しかも、日本のテレビ(ラヴィット)で紹介されたことあって、
品薄っぽい?


何回かゲームして飽きたのか、

トコトコトコトコ、ヒョイ

と持ってきたのが、こちら
チェスっぽいボードゲーム。


ルールは
・オセロみたいに、相手の駒を奪うゲーム
・黒と白の駒がある
・斜め前に1つしか進めない
・斜め前に相手の駒があれば、その駒を自分の物にできる
・相手の最後列?まで進めたら、駒を2段重ねにする

といった感じで、その場にいた図書館のスタッフの方に説明してもらって、

さっそく、一緒にゲームをすることに

初めは、「次ここ!」と指差しで教えてもらいながら、
良い感じにゲームが進んでいった。

慣れてきた頃、急に以下のルールが追加された。笑
・2段重ねのコマは斜めなら前も後ろもどこでも動かすことができる

いや、それ、先に伝えてよ!笑

図書館のスタッフのお兄さんも笑いながら、
「ごめん、言うの忘れてた笑」って。

男の子はニヤニヤ笑

可愛い。笑

全部、許しちゃうくらい可愛い笑顔で、、、

勝負事に可愛いも何もあかん!笑

そこから、私もスイッチが入り、真剣にボードゲームを楽しんだ。


気がつけば、1時間くらい経っていて、
男の子が寝る!って言って、
片付けたと思ったら、寝始めた。

何が優しさなんだろう。

一瞬ね、お昼ご飯を買ってあげた方がいいのかどうか悩んだけど、
図書館に来たら、外国人旅行客から
ご飯がもらえると勘違いしたら大変だから、
心を鬼にして、図書館を後にした。

ボランティアと教育。

バランスが難しいと感じた瞬間だった。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!