さて、今日はコロンボ二日目、スリランカ最終日!
しかも、この日は1月のポヤの日。
もちろん、たくさん遊んで帰ります!
タイムリミットは夕方。夜の便でマレーシアに行き、それから日本へ帰ります。なので、コロンボ市内でのんびり過ごします。
そして、ポヤの日の今日。
郊外の大きなお寺でそのポヤの様子を見たかったんですが、諦め。。。
ということで、市内にある有名なお寺へ向かいます!
ガンガーラーマ マハー ウィハーラ寺院
お寺の名前は、Gangarama Maha Vihara。
コロンボ駅から距離があったので、バスで移動しました。
さすが、ポヤの日。人が多い!
お寺の中にある菩提樹の周りをぐるぐると回ります。
菩提樹とは?
菩提樹とは、お釈迦さまが菩提樹の下で悟りを開いたことから、仏教の世界では大切にされてきた樹とその子孫の樹のこと。
この菩提樹って強いんです、生命力が。なので挿し木でどんどん増やしていって、今ではいろんなところに菩提樹があるそう。(諸説あり)
お参りの仕方は、この大きな菩提樹の周りを1周して、樹の根元に水をかけます。
写真の男性が手にしている銀の器に水が入っています。
水をかけた後は結構自由で。そのまま手を合わせて帰る人もいれば、根っこを触ってお経を唱える人もいたりと。
「やっぱり、仏教って自由やなあ」って思いました。
ポヤの日の過ごし方
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、白い服の人が多いと思いませんか?
そうなんです。ポヤの日は、白い服装でお寺に行くのが基本だそう。日本だと黒ですかね。
そして、菩提樹に水をかけた後は、お寺内でのんびり過ごすのが、ポヤの日。
敷地内は、どこもかしこも白い服の人でいっぱいでした。
お寺に現れたゾウ
現地の人と同じ時間の過ごし方をしてみようと思って、お寺内でのんびりしていたら、急に歓声が聞こえてきて、そっちを見に行ってみると、なんと、1頭のゾウが!!!
観光客よりも現地のスリランカ人の方が熱心にこのゾウを写真に収めていました。
やはり、それだけ、スリランカ人にとってゾウは大切な存在なんだなと実感しました。
さらに、お寺内で、こんな張り紙も見つけました。
これが、キャンディの時にもお話ししたゾウのお祭りで、100頭もの象がパレードをするペラヘラ祭りです。
また、これが、世界的に問題になっていて、象の虐待だと言う声もあって。。。
でも、仏教徒からすると象が歩くからこそのお祭りだったりもするし。。。
とても難しい話です。
皆さんは、どっち派ですか?
話を戻して。さらに、このお寺には”離れ”があって、すぐ近くの池の上にもお寺があります。
それが、
シーマ・マラカヤ寺院
地図を見て、お分かりの通り、池の上にあるのが特徴的なお寺です。
ガンガーラーマ マハー ウィハーラ寺院と入場券は同じなので、こっちもぜひ行ってほしい場所です!
意外に、こっちのお寺のことは知られていないのか、人はめっちゃ少なかったです。なので、人が少ないからのんびりできて、静かに過ごしたい人にはおすすめです!
お昼を軽く食べて、一度コロンボ駅に行くことに。
ここからが、これぞ旅の醍醐味ていう偶然が起きます!
えーと、、、日本人ですよね?
コロンボ駅に戻った時点で14時。19時までに、コロンボ駅から空港へのシャトルバスに乗らなければなりません。
よって、私に残された時間は残り5時間。
どうしようかと思っていたら、一人のドライバーが声をかけてきました。
「観光案内ならトゥクトゥクどう?」
こういう時って、一人が話しかけてくると、他にも4、5人話しかけてきます。めんどくさいなあと思いながら、「私は5時間しかない。」と伝えると、ある程度は散っていきますが、とある一人はまだ私のそばから離れません。
「5時間あるなら、こことここを回れるよ!」
いやあ、でも一人やし。と悩んでいると、5m先に同じようにドライバーたちに勧誘を受けてる日本人っぽい方がいました。
思わず、「観光します?」と日本語で話かけたら、「飛行機が今日の夜で、4時間しかないんですよね。」
なんという奇跡。
「私もです! でも、一人でトゥクトゥク頼むのもって悩んでたんです!もし良かったら、一緒にどうですか?」
と聞くと、「いいんですか!?」と。
すると、日本語がわからないはずのトゥクトゥクドライバーがどんどん集まってきます。
この中から選ぶのは大変だなと思っていると、さっきまでずっと話しかけてきたドライバーがいました。
ここは彼の頑張りを認めて、「この人で!」と指名をしました。
彼は「やったー!」という感じ、他のドライバーはチッと言いながら散っていきました。
めっちゃ仲良くなった国籍の違う3人
ここからは、スリランカ人のドライバーと、話しかけた女性、、実は彼女、台湾人だったんです。日本語が完璧すぎて、トゥクトゥクに乗ってから、「どこ出身ですか?私は関西です。」の質問で、「台湾です!」と言われて気づきました。イントネーションも、日本独特の間の取り方も完璧すぎて、全く気づきませんでした。後にも先にも、私が見抜けなかった人は彼女だけです!
彼女は日本が好きで、日本語の勉強を始めたと言っていましたが、もう100%ネイティブの発音でした。今でも、外国語を勉強する者の姿勢として彼女をモデルにしています。
このまま、3人旅の話をしようと思ったのですが、ちょっと長くなりそうなので、今日はここまでにしときます。
I’m ready to 2024!!!!!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
そして、今年思い切って始めたブログ。3日坊主の自分が、約100本も記事を書けると思ってもいなかった。
これも読んでくださる方々のおかげです。本当にありがとうございます。
私の旅の記録が、どなたかの人生の役に立てたら、ヒントになればと思って書き始めました。
「あの記事を読んだんですけど、どういうことですか!?」や、「あの経験、すごいですね。」など、直接、声をかけていただくことも増えてきて、すごく嬉しく思っています。
来年も、どなたかの背中を押せるような、誰かの心をあったかくするような記事を書いて行こうと思うので、どうぞ暖かく見守っていただければと思います。
今年は、大変お世話になりました。
来年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!!
そして、皆様にとって良い一年になりますように。
Maiko:)