スリランカ旅といえば、スリランカ鉄道!
ということで、今日はスリランカ鉄道のお話をしようと思います。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、私、、、少し鉄ヲタです。
関西の乗り換えはほぼ全て頭に入っております。
というのも、少し鉄道関係のお仕事をさせていただいていたこともあって、旅に出ると、その国の鉄道情報を必ずチェックします。笑

スリランカ鉄道とは?

スリランカ鉄道の公式HP(English ver):https://railway.gov.lk/web/index.php?lang=en

スリランカ鉄道は、1850年ごろに茶葉や農産物を運ぶための輸送として始まりました。

観光地のコロンボ、キャンディ、トリンコマリー、ガルなどほぼ主要都市に路線が広がっています。が、肝心のシギリヤまでは、線路がありません。世界遺産だからでしょうか?

おすすめのスリランカ鉄道の路線は?

一番おすすめの線は、キャンディ〜ヌワラエリヤ。
このヌワラエリヤという場所は、紅茶の産地で有名なんです。
茶畑がすごく綺麗で、列車からその景色が見れるということで、この路線は旅人に大人気です!
(この時、私は時間がなくて、ヌワラエリヤには行きませんでした。)

他にも、コロンボから南に下る海岸沿いの線もおすすめです!
海を見ながらの列車旅は最高です!

そして、私が実際に乗った線は、キャンディからコロンボ。
しかし、海岸沿いでもなければ、茶畑もない、ごくごく普通の内陸部の路線でした。

スリランカ鉄道のチケットの買い方

私が行ったときは、現地の駅で購入or旅行会社を通して買う方法がありましたが、今は、ネットであらかじめ予約ができるみたいです!

スリランカ鉄道 予約ページ:https://seatreservation.railway.gov.lk/mtktwebslr/

キャンディ駅舎のようす

スリランカ鉄道の時刻表

これが時刻表なんですが、めっちゃ可愛くないですか?
手書きと木製の感じが、人の温かみを感じる。。。

以前の記事でもお話ししましたが、文字は、シンハラ語、タミル語、英語の順番で書かれています。

スリランカ鉄道の時刻表

駅舎のレトロ感が懐かしい雰囲気を醸し出す

スリランカ鉄道 kandyの駅
キャンディの駅

キャンディ〜コロンボ間の移動時間は約3時間。
小腹が空いたので、駅舎の中にある売店で軽く食べることに。

適当にパンを3つくらい選んで、一つは列車の中で食べる用にして、残りを店内のテーブルで食べます。
すると、売店におじさんが、一人のスリランカ人を私のテーブルに連れてきました。

一人のスリランカ人が近づいてきた…

「ん?」っていう顔をしたら、

👨「こんにちは。日本人ですか。」

と。しかも、完璧な発音とイントネーション。

えええええええ!
私「はい!!!日本人です!!!え?日本語うますぎませんか?え?え?日本人ですか?」

どうやら、そのスリランカのおじさまは、20代の頃、名古屋のトヨタ、、、豊田、、、どっちだろう。いや、一緒ですね。笑
Toyotaの工場で働いていたことがあって、だから日本語がペラペラなんだそうです。
そして、今はスリランカでのんびり暮らしているそう。
20代で日本で頑張って稼いだら、スリランカだと一生遊んで暮らせるそうです。
といっても、やっぱり暇やから、時々日本人相手に観光案内したり、スリランカ人に日本語を教えたりしてるそう。
「めっちゃ良い人生やーん!」
と言ったら、
「日本語を選んで正解だったよ!」
と言ってくれました。
その瞬間、心がジーンとあったかくなりました。

なんでしょうね、この時の感じ。説明するのが難しいですが、わかってくれます?笑

「日本語を選んで正解だったよ!」

むしろ、日本語を選んでくれてありがとう!と思いました。

それから、列車が来るまで、最近の日本の様子なんかを話したりして、大阪にはあべのハルカスができたんだよーとか、通天閣がちっちゃく見えるよーとか、楽しく会話をしました。

列車の時間が近づいてきたので、おじさまと別れを告げ、
「また、日本に来てね!」と。

遠い国の小さな街で、日本のことを好きでいてくれる人と出会うなんて、、、

なんという奇跡!!

幸せな気持ちでいっぱいのまま、ホームに向かいました☺️

ホームは人だかりがすごくて、もしかして、指定席と自由席を間違って購入した?と不安が募ります。
そしたら、一人の女性が、あなたの番号はもっとあっちだよ!と教えてくれて、言われた車両に行ってみるとスカスカ!

安堵の瞬間です。3時間も座れないのは辛い。

車内では

残りのパンを食べたり、指定席やけど席の譲り合いが始まって、あっち座ったり、こっち座ったりと、あまり落ち着かない車内でした。

最後の30分でやっと窓側に座ることができました。

車窓はこんな感じ。
二人掛けの向かい合わせだったので、3人家族と相席です。

すると、その家族のお父さんが話しかけてくれました。

お父さん「君は旅人かい?日本人かい?」

私「うん、そうだよ!」

お父さん「息子が今、英語を勉強していて、話し相手になってくれないか?日本の話をしてやってくれ。」

といった内容だったので、もちろん、

私「OK!!!!!」

こういうお願いは大好きです!
iPhoneに入ってた桜の写真や、日本の風景を見せたら、男の子は嬉しそうに、「このピンクの花は何?」とか「これは海?川?」とか聞いてくれました。

素敵な異文化交流の時間でした。話しかけてくださってありがとうございました☺️

こんな感じで、列車旅3時間はあっという間に過ぎ、コロンボに到着!

コロンボの話は、また次の記事にしたいと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
良い一日になりますように。

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