この後、シギリヤからキャンディーという可愛い名前の街に行き、その後、コロンボに戻って、飛行機に乗って日本へ帰国という流れです。
さて、このスリランカ旅も折り返し地点となりました。
シギリヤからキャンディへ移動
シギリヤからキャンディまでは、行きしなと同様、ダンブッラまでトゥクトゥクで向かい、そこからバスでキャンディに向かいます。
スリランカの移動といえば、列車が基本なんですが、シギリヤには列車が通ってないんです。
なので、コロンボorキャンディからバスで行くか、(資金に余裕があれば車チャーターが一番です。はい。)シギリヤ空港があるので、コロンボから国内線で移動の限られた手段しかありません。バスで行くと街の様子が見れるのでおすすめです☺️
そんな、バスの中はこんな感じ。
太鼓を持って演奏しだす人もいたり、、、
シギリヤに向かう記事でも書きましたが、やはり、スリランカのバス文化は独特でした。
目まぐるしく人が入れ替わり立ち替わります。3時間ほど乗る予定だったので、寝ようかと思っていたんですけど、もちろんそれは不可能。
むしろ運転が荒く、酔いそうになる始末。
終点のキャンディに着く頃には、車内に私を含めて3人くらいしか乗っておらず、スリランカのバス文化に圧倒された数時間でした。
キャンディって何があるの?
キャンディっていう街は英語表記だと、Kandyなんです。Candyだと思っていたら、Kでした!
でも発音はほぼ一緒!
スリランカは日本と同じ島国で、キャンディはちょうどど真ん中に位置しています。
このキャンディは、スリランカの仏教の聖地として有名です。
なので、1988年に世界遺産に「聖地キャンディ」という名前で登録されています。
首都コロンボに次ぐ経済の中心地なので、人口も多く、街もすごく賑わっていました。
そして、どうして仏教の聖地と呼ばれているかというと、
Temple of the Tooth = 佛歯寺 があるからなんです。
このお寺には、お釈迦さんの歯(犬歯)が納められています。
佛歯寺に行った時の話は長くなるので、また別の記事で書こうと思います!(素敵な出会いがあったんです☺️)
やっとキャンディに到着!
キャンディのバス停の様子はこんな感じ。シギリヤに比べると大都会です!
ちなみに、ケンタッキーもありました!
馬に乗った警察官?
そして、キャンディの街で絶対見かけるのが、騎馬警官。
本当に馬に乗ってるんです、警察官が!
英語でいうと、Sri Lanka Police Mounted Division(スリランカ警察騎馬隊)。
18世紀頃から始まったみたいですね。
確かに交通量の多い街だから、背が高くて細い場所も通れる馬がいいのかもしれません。ぜひ、騎馬隊を探してみてください!!
キャンディの人たちの生活
やっぱり、この街は都会!!
学生が制服を着て、行列を作って歩いてたら、都会やなあって感じませんか!?
スリランカの公用語って英語?シンハラ語?タミル語?
学校の話が出たので、ついでにスリランカの人たちの言語についてお話ししようと思います。
この旅の最中、スリランカの人たちとの会話は100%英語でした。
しかし、スリランカの公用語はシンハラ語とタミル語で、「連結語」として英語が使われているようです。
この「連結語」とは、シンハラ語を使うシンハラ人とタミル語を使うタミル人の両民族を結びつける言語という意味づけらしいです。あえて、「共通語」と言わないところが何かこだわりがあるんでしょう。
これは駅舎の時刻表です。
上からシンハラ語、タミル語、英語で記されているのわかります。
シンハラ語の方が丸々してて、タミル語がカクカクしてます。
シンハラ人とタミル人?
スリランカを旅すると、必ず耳にするのが、「シンハラ人」と「タミル人」。ここでちょっとまとめます!
シンハラ人とは、スリランカの74.9%を占める民族で、だいたいは仏教徒です。使用言語はシンハラ語。
[シンハラ語]
こんにちは : ආයුබෝවන්(アユボワン)
ありがとう : ස්තූතියි(ストゥティー)
そして、もう一つのタミル人は、スリランカ人口の約15%を占める民族で、使用言語はタミル語です。主にヒンドゥー教徒が多いみたいです。タミル人はインド南部にも住んでいます。
[タミル語]
こんにちは : வணக்கம் (ワナッカム)
ありがとう : நன்றி (ナンドゥリ)
なので、街中の看板は全て、シンハラ語、タミル語、英語の3つで表記されています。シンハラ語もタミル語も、文字がかわいいので探してみてください☺️
キャンディという街
さて、こんな感じでキャンディを散策しました。
次の記事では、有名観光地「佛歯寺」に行った時のお話をしようと思います!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
皆様にとって良い一日になりますように。