宿のオーナーに勧められて(何回も言いますが、ぼったくりで有名な宿でした。)、野生のスリランカゾウを見るツアーに参加しました。

結果、楽しかったからよかったんですけどね!
しかし、宿のチェックアウトの時に膨大な金額を請求されたので、「今、持っている現金はこれだけです。」で頑なに拒否した結果、正規値段+チップ程度でおさまりました。
今はもうこの宿は廃業したみたいなので安心です。

ということで、スリランカゾウを見に行った時のお話です!

東南アジアの国々はゾウが大好き!

東南アジアを旅して必ず目にするのが、ゾウ。

キーホルダーやクッションカバー、スリッパまで象の刺繍が入ってたりします。

カンボジアでは、アンコール遺跡内をゾウに乗って回るアトラクションがあったり。(2019年から廃止になりました。)

ミャンマーでは、ミャンマー占いの水曜日がゾウの神様だったりします。

ラオスでは、象使いのライセンスが取れることで有名だったりもします。

世界中のゾウは大きく分けて2種類?

wikiによると、ゾウは大きく分けて、アジアに生息しているアジアゾウとアフリカに生息しているアフリカゾウの2種類に分けることができるそうです。

もちろん、アフリカゾウの方が大きくて、体長6-7.5メートル。最大体重10トン。
アジアゾウは、アフリカゾウより少し小さくて5.5-6.5メートル。最大体重6,7トンほど。

なので、実際にアジアゾウを見たら感じると思うんですが、思ってたより小さいんです。

スリランカゾウといえば、ゾウの孤児園!

スリランカゾウといえば、「ピンナワラのゾウの孤児園」が有名です。

このスリランカには、「スリランカゾウ」または「セイロンゾウ」と呼ばれる固有種が生息しています。所属はアジアゾウですが、アジアゾウの中でも特に大きいゾウが、スリランカゾウたちです。

そして、この孤児園には森で親とはぐれた子供の象や怪我をした象を保護する場所になっていて、たくさんの象を見ることができ、観光名所として有名です。

ただ場所が、コロンボとキャンディのちょうど間ぐらいに位置しているので、コロンボかキャンディ滞在中に、現地ツアーに申し込むのがいいと思います。

シギリヤでゾウを見るなら?「ミンネリヤ国立公園」

もちろん、内陸部のシギリヤでも、野生のスリランカゾウを見ることができます。

が、私が見に行ったのはこの国立公園ではなく、すぐそばの適当なジャングルでした。
実はこの国立公園、入場料が10,000円ほどします。

Google mapのA6という黄色の道の左右の森にはたくさん象がいます。(2019年当時です)

スリランカゾウ

ね?普通にこんな感じでいるんです。面白いでしょ?
Jeepで森の中に入っていくと

スリランカゾウ

他の観光客も集まっています。
こんな間近で柵やガラスなどがない状態でゾウを見たのが初めてで、ゾウってこんなに可愛い顔をしてるんだと思いました。

スリランカゾウ
子供の象
スリランカゾウ

結構いました。

シギリヤ

そして、Google mapでポイントを落とした高台がこちら。
ここから見下ろすジャングルの景色は素晴らしかった!

シギリヤ

少しここでぼーっとしてから、再びJeepに乗り組んで、シギリヤの街へ戻ります。

スリランカゾウ見学ツアー
スリランカゾウ

帰り際もゾウの親子に出会いました。

街キャンディで行われる100頭の象が練り歩くお祭り!?

日本語では「象まつり」と呼ばれる、エサラ・ペラヘラ祭。
このお祭りは仏教行事のお祭りで、このシギリヤの次に訪れたキャンディという街で行われます。

時期は、スリランカの暦のエサラ月。現在の7〜8月の新月から満月までの約2週間です。
写真でこのお祭りを見たのですが、、、
まさにアラジンのアブー王子が国王に挨拶に行くパレードみたいな豪華さと迫力!
いつか、自分の目で見てみたいと思っている祭りの一つです。
(キャンディについては、後日書きますね!)

約100頭の象に電気の装飾をつけたり、首輪をつけたり、ゾウの背中にブッダを乗せたりするんですが、他宗教や他国の人からこの祭りを見ると、ゾウの虐待に見えるらしく。。。
でも、スリランカの人たちはゾウを崇拝しているからパレードに使っているんだし。。。
いや確かに、ゾウをムチで叩いて歩かすのは可哀想か。。。

と複雑な現状です。

もしかしたらいつか、このお祭りはなくなるかもしれないですね。
難しい問題です。

ゾウの輸入は難しい?日本で見られるゾウが減っている?

将来、日本の動物園からゾウがいなくなってしまうかもしれないという話を耳にされた方もいらっしゃると思います。

この背景には、1973年のワシントン条約がきっかけでした。
絶滅のおそれのある野生動物の商取引が禁止されたんです。また、動物園などで展示をするための取引であっても、たくさんの条件をクリアしなければならなくなってしまい、ゾウを簡単に日本へ輸入することが難しくなりました。

なので、日本の動物園ではあまり群れで動くゾウを見ることは少ないかなと思います。
このシギリヤで見たゾウたちは、森の中でのびのびと生息していたので、そのギャップにも驚きました。

動物本来の野生の姿を見る機会に恵まれて、すごく良い経験だったなと今でも思います。

ぜひ!スリランカだけでなく、東南アジアに行かれた際は、野生の象を見るツアーに申し込んでみてはいかがでしょうか?

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
良い一日になりますように🐘🦣

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