ドイツ・バンベルク大道芸フェスティバル2016
今日は前回の続きの大道芸フェスティバルのお話!旅話はちょっと休憩して、このフェスティバルで見た大道芸・パフォーマンスとアーティストさんたちの紹介です!
Bamberg Zaubert 公式HP:https://www.bamberg-zaubert.de/
Bamberg Zaubertについては前回の記事をご覧ください。
これぞ日本の大道芸!Kamimaro(紙麿呂)-マジシャン
すっごい人だかりができていて、面白いんやろなーと思って近づいてみると、なんと日本人!!赤と白のコスチュームを見ただけで、日の丸が連想されて、すぐに日本の方だとわかりました。
この方は、「紙麿呂」という名前で活動しているマジシャンさん!
でも、ただのマジシャンじゃないんです。
彼の大道芸はアートの美しさの要素もあって、和の要素ももちろん。さらに、このパフォーマンスが行われる空間だけ、時空が違うような不思議で魅力的な芸を見ることができます。
結果を先にお話しすると、この2016年のバンベルク大道芸フェスティバルで観客人気投票、第1位に選ばれたのが彼でした!おめでとうございます!
日本では大道芸?ピエロ?なんて呼ぶの?「クラウンのPEPPI」
こんなTHE ピエロの大道芸人って、見たことありますか?
しかも、ピエロじゃなくてクラウンって言うんやとびっくり。
実は、道化師全般を「クラウン」と呼んでいて、クラウンの種類の一つが「ピエロ」だそうです。日本で「ピエロ」って呼んでるものは本当は「クラウン」なんです!
彼も面白かった!コメディ要素たくさん!お客さんをいじったり、おちょくったり!クラウンってこうだよねって感じのパフォーマンスでした!面白かった!
クラシックな大道芸:パントマイム
お名前を失念してしまいましたが、彼はパントマイム系の大道芸人です。
カバンが重たくなるパフォーマンスだったり、帽子3つを投げてジャグリングしたりと、フォーマルでクラシックなオシャレなパフォーマンスが印象的でした!勝手な感想、ロンドンが似合う!クラウンほど、お客さんをいじったりせず、紳士的なパフォーマンスが魅力です!
一際、人だかりがすごかった大道芸人
こうやって、パイプに紐をくくりつけて、その紐を子供に持たすんですね。
で、その組み立てたパイプを使って、綱渡りのような大道芸を行うんです。
しかも、この男の子が手を緩めるともちろん紐が緩んで、彼(パフォーマー)が乗ってる紐も地面に近づくことになる。
そして男の子に「ちょっとこっちきてー。」って紐の上から、男の子を呼ぶんですよ。もちろん男の子は近づくじゃないですか?そしたら、紐が緩みますよね。で、パフォーマーが床に落ちるんです。
ここで大爆笑が生まれる。
で、「きみ!なんで近づいてきたんだよ💢痛かったじゃないか!」と、再び爆笑の渦。
これを何回か繰り返して、最後はちゃんと綺麗に技を決める。
最後は「手伝ってくれた彼に大きな拍手を!」と、男の子に花を持たせる。
なんという綺麗な流れでしょうか。子供の心を掴む天才か!?と思いました。
男の子が一瞬にしてヒーローになるんです。
彼は、観客参加型のパフォーマンスが得意なんでしょうか。観客を取り込むのがとてもスマートで自然であっという間に、みんなの心が一つになってたのが印象的でした。
大人も子供も心奪われる、ハラハラドキドキの大道芸を見せてくれました!
アクロバットな二人組
彼らはクラシックな男女ペアのアクロバット芸人でした。
この上の写真のポーズ後、このままストンと下に降ります。いや、落ちます。危ない!!!と思った次の瞬間、
セーフ!
こんな感じでちゃめっ気たっぷりな笑いに包まれるパフォーマンスでした。
緊張と緩和。大道芸に必要な要素がたっぷり詰め込まれた彼らのパフォーマンス。
そして、クラシックな衣装とパフォーマンスが、またこの中世ヨーロッパの建築に合ってること!
まるで、タイムスリップしたかのような錯覚になりました。この街でこのフェスティバルが行われる意味や必要性などが見えた、心温まる可愛いパフォーマンスでした。
まだまだ続く大道芸フェスティバル
さて、今日は5組の大道芸人の紹介でした。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、私、、、大道芸が好きなんです。
なので、次回も引き続き、このフェスティバルで見た大道芸のお話をしていこうと思います。笑
でも、2016年のフェスティバルの時の話なので、彼らが今も活動してるのかはわかりませんが、思い出話しブログなので書いていこうと思います!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
良い一日に、笑顔あふれる一日になりますように!!