アンコールトムの中にあるバイヨン寺院?トムって何?

さて、今日は前回のアンコールワットの続きです。
朝7時、ちょうどいい涼しさの中、バイヨン寺院があるアンコールトムへ向かいます。

ここで気になった方もいると思います。
アンコールトムって?ワットじゃなくて?
私も、こんがらがりました。アンコールワットは聞いたことあるけど、アンコールトムは聞いたことない。。。
ワットなの!?トムなの!?ややこしくなった方、続きをどうぞ。

アンコールトムとアンコールワット:歴史と名前の秘密

これからお話しするバイヨン寺院がある場所は、アンコールトムの中にあります。

言葉の起源を探ってみると、
「アンコール」はサンスクリット語の「ナガラ(都市)」やクメール語の「王都」から派生しています。そして、

🇰🇭クメール語🇯🇵
「トム」=「大きい」
「ワット」=「寺院」

よって、アンコールトムとは、城壁とお堀に囲まれた都市遺跡で、アンコールワットは寺院のこと。そして、アンコールトムの隣にアンコールワットがあります。

Angkor Thom and Angkor Wat

アンコールトムの四方は約3kmで、100m幅のお堀と8mの城壁が特徴です。

(雑談なんですが、堀のことをつい「お堀」と「お」をつけてしまうのは私だけでしょうか?
それとも関西弁だから?)

お堀で泳ぐ人
アンコールトム

バイヨン寺院:クメール建築のバロック様式

バイヨン寺院の最も特徴的な点は、この高い塔。クメール建築のバロック様式がここで堪能できます。

バイヨン寺院
補強作業中のバイヨン寺院

🇰🇭クメール語🇯🇵
「バィ」=「美しい」
「ヨン」=「塔」

バイヨン寺院で注目すべきポイントは、なんと言っても人面の彫像です。
(見えにくので、拡大してみてください。人の顔が各方角に彫られています)

この彫像は観音菩薩の姿とも、ヒンドゥー教の神々を表しているとも言われ、未だに多くの謎を秘めています。でも、微笑んでいるように見えるので、どこか優しい印象も受けます。

バイヨン寺院の猿たち🐒

バイヨン寺院の中
バイヨン寺院の回路
回路

さらに、このバイヨン寺院で意外な物が待っています!
こちら!

バイヨン寺院の猿


そう、猿です!
想像以上に多くの猿たちがここに生息しているので、荷物には十分に気を付けなければなりません。ビニール袋を持っていると、彼らは来ます。賢いんですね。パンや他の食べ物を持っていると、奪われてしまう可能性が高いので、荷物はしっかりとチャックのついたバッグに入れときましょう。

バイヨン寺院は非常に広大なため、水分補給はしっかりとしてください。
水を買う場所もないので、水分は多めに持っていったほうがいいです。

アンコールトム
名前はわからないけどアンコールトムの中の遺跡

アンコールトムの中には、こんな大きい木もありました。
ちっちゃく写ってるのが私(160cm)です。
めっちゃでかいでしょ?
こんな木が何本か見かけました。
何年前から生えてるんやろ〜

こんな感じで朝5時からアンコールワットの朝日を見て、そのまま隣のアンコールトムの見学をしました。

5つ星ホテルで朝食を

そろそろ、お腹が空いてきたので、ホテルに戻ります。今回の旅では5つ星ホテル(といっても、現地価格やからめっちゃ安い。)に宿泊し、朝食は洋食ビュッフェ付きにしました。以前の記事でも触れましたが、カンボジアでは水道水は飲めません。しかも、料理に使う水もミネラルウォーターであるかどうか確認することをお勧めします。
なので、5つ星ホテルなので、もちろんホテル内の料理は全てミネラルウォーターを使っています。安心安全。

孤児院でのボランティア活動

そして、この日の午後は小学生の頃から抱いていた夢を実現するために、孤児院でボランティア活動をします。

実は、このために、日本から子供向けの本や使われなくなった文房具、100均で手に入れた髪飾りやおもちゃ、そして折り紙などをカンボジアに持ち込みました。

この続きはまた明日…

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
みなさんにとって良い一日になりますように。


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