ニューヨークの魅力的なハロウィン祭り👻🎃

さて、もうすぐハロウィンですね！
今日は、私がニューヨークにいた時(2014年)に参加した、ハロウィンパレードのお話をしようと思います！

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ハロウィンの魅力と由来

実は、ハロウィンってヨーロッパ発祥のお祭りで、毎年10月31日に行われます。そしてこの日は、「万聖節（ばんせいせつ）」の前夜祭で、先祖の霊を迎え、悪霊を追い払う意味が込められています。

日本で知られているイベントとしては、子供たちが

「Trick or Treat!」
「お菓子をくれないといたずらするよ！」

と言って、近所の家を訪れ、お菓子をもらう行事ですね。
実は、この習慣は、ヨーロッパの宗教的な儀式から生まれました。
その儀式とは、クリスチャンが各家庭に回って、ケーキをもらい、家族の霊に祈りを捧げる。なので、ケーキをくれないと霊が鎮まらず、悪さをするよ！という意味になります。

万聖節（ばんせいせつ）とは？

仏教、神道が多い日本ではあまり聞きなれない言葉ですよね。

万聖節は、キリスト教のすべての聖人を記念する祝日です。
また、聞きなれない「聖人」という言葉が出てきました。
日本で多くに知られている「聖人」という言葉は、「聖人君子」だと思います。

🇯🇵聖人君子：立派な人徳や優れた知識・教養を身につけた理想な人。

🇯🇵聖人：最高の人格を備えた人。

✝️キリスト教の「聖人」とは、キリストの教えに忠実に従い、信仰を守るために命を捧げた人々のことを指します。日本でみんなが知っている有名な聖人は、あのザビエルです！

他には、歴史好きの方なら知ってるかも？
「日本二十六聖人」

彼らは、1957年2月５日に豊臣秀吉の命でカトリック信者だからという理由で、長崎にて磔の刑に処された２６人です。

こういった人たちをお祈りする日が11月1日の万聖節で、その前夜祭が10月31日、ハロウィンということになります。
日本人にわかりやすくいうと（大きく平べったくいうとですよ！）、お盆みたいな感じです。

ニューヨークのハロウィンパレード

なので、キリスト教信者が多いニューヨークでは、ハロウィンの夜には大規模なパレードが開催されます。
しかし、日本のハロウィンとは少し様子が違うんです。
警察が一本のストリートを歩行者天国にします。
その道を一般人が仮装して街を歩くんです。USJとかディズニーのパレードみたいに、プロが道を歩くわけではなく、一般人が歩くんです。面白いですよね！

ニューヨークハロウィンパレードの詳細

パレードのスタート地点は「6th Ave & Canal St」で、ゴール地点は「6th Ave & 15th St」です。

徒歩で約30分ほどの距離を、ゾロゾロと仮想した人たちが、夜６時半ごろ〜夜中まで練り歩きます。
交通規制はもちろんあって、ちゃんとNYPD（ニューヨークの警察）が通行止めしてくれてます。

日本じゃ考えられないスケールですよね。

御堂筋の淀屋橋から難波までを完全封鎖して、一般人が仮装して難波方面に歩く。みたいなイメージが一番近いかも？しかも、参加者がめっちゃ多い！