やっと!
この時のお話をできる時が!
今日はアンテロープキャニオンのナバホ族たちとのお話です。
(メテオクレーターの記事で少しお話ししたネイティブアメリカンたちのお話です。)

アンテロープキャニオンは、アリゾナ州のナバホ族が住んでいる地域にある渓谷です。
アンテロープキャニオンの渓谷の幅はとても狭く、太陽の位置によっては影になって真っ暗なこともあります。なので、太陽が一番高い位置にある時間に行けば、谷底まで太陽が届いて、綺麗な景色を見ることができます。

ナバホ族の人々

ここで、ナバホ族についての説明を少し。。。
ナバホ族(Navajo)は、アメリカのユタ州、コロラド州、ニューメキシコ州、アリゾナ州にまたがる砂漠地帯に住んでいる民族で、ナバホ・ネイション(Navajo nation)として自治権も保有しています。

ご存知でした?私は知らなかったです!
あの大国アメリカで先住民が今も生活していること。そして、彼らの生活エリアは自治区になっていて守られていること。そして、彼らに会えることを。

日本でよく言う、「インディアン」は「ネイティブアメリカン」のことを指します(大きな意味で)。つまり、アメリカの先住民ということです。1492年にヨーロッパ系白人が現在の北米地域に到達する以前から、今のアメリカ大陸に住んでいた人たちのことです!

「ドリームキャッチャー」は聞いたことある方もいらっしゃると思います。
これは、オジブワ族というナバホ族と同じ、アメリカ・カナダの先住民の装飾品なんです。

結構、日本の雑貨屋さんでドリームキャッチャーを見かけますが、ネイティブアメリカンのものだとは知りませんでした。

で、なぜ、私が「インディアン」に親近感を抱いているかというと、


実は私は、小さい頃、よく風邪をひくような弱い子供だったんです。

処方される薬を飲むと、必ず副作用が出たんですね。で、ある時、別の小児科のおじいちゃん先生が、
「処方された薬の半分で良いかもしれへんね、この子。」と
「薬が良く効く体質なんかもね〜」と。
で、それを聞いた祖母がなぜか、「インディアンなんやわ」と一言。

(もしかしたら、差別的発言なのかも?と思い調べましたが、特に何も出てこなかったので、当時のまま書いていますが、もし、差別的発言であれば教えてください!修正します!)

それから、「この子、インディアンやから薬がよく効くんやわ。」と、ずーと言われ続けてきたんです。笑

やっと出会えたネイティブアメリカン!!


言われ続けかれこれ20数年…
あの!「インディアン」が!目の前にいる!
(アンテロープキャニオンのガイドさんはもちろん、チケットカウンターの方も、お土産屋さんのスタッフの方ももちろん、ナバホ族の人たちです。)
これは、我がおばあちゃんの意味わからん話を是非とも伝えたい!聞いてほしい!と気持ちでいっぱい!

というわけで、近くにいた男の子に話しかける。

小さい頃から言われ続けた一言

※英語です。
「小さい頃からおばあちゃんに、「あんたはインディアンなんやで、きっと」と言われててん!だから、あなたたちに会えて嬉しい!」

と挨拶したら、ある男の子がみんなに、「この人、おばあさんに俺らインディアンに似てるって言われて育ったらしいぜ」的なことを伝え、

(冷静に考えたら、わけわからん話ですよね。笑
遠い遠い日本から来た、何処の馬の骨かもわからへん日本人が、「私、インディアンに似てるねん!」って言い出すんですから。笑

これは、「あはは〜苦笑」で、終わるやつやん。。。

と帰ろうと思ったら)

ナバホの人たち「What’s your name!? Are you Japanese!?Welcome!!!!!」
いえええええええい!!!
Let’s party time!!!

大盛り上がり、大盛り上がり!

「俺がアンテロープキャニオンを案内してあげるよ!その後もこの辺、案内してあげる!」ってその男の子が言ってくれて!!

私「いいの!?じゃあ、仲間呼んでくる!」

と車に戻っていた仲間を走って呼びに行きました。

特技・距離の縮める速さ

(この時、アンテロープキャニオンの入場料がめっちゃ高くて、諦めて帰ろうとしてたんです。以前のブログでもお話ししたかと思いますが、ここはW税金で、あと、、、(多分、ぼったくりの金額を言われたのかも?))

「みんな!ガイドしてくれる人見つけた!中に入れるって!案内してくれる友達見つけた!」

「よっしゃ!!!」

これぞ旅の醍醐味!!友人作り!



そのまま彼にアンテロープキャニオンをガイドしてもらったという、私にとってすごく大切な出来事で、昔から聞かされていた会ったことない親戚?祖先?(笑)に実際に会えて、しかも笑顔でwelcomeしてくれて、仲良くしてくれて、、、
それがすごく嬉しかった。

ということで、アンテロープキャニオンをいざ観光!

アンテロープキャニオン

こんな感じで、工事現場にあるような簡易のパイプ階段を降ります。

アンテロープキャニオン
アンテロープキャニオン

この日が曇りだったので、太陽があまり谷底に入ってこなかったんですが、それでも圧巻!!

このウェーブが滑らかで滑らかで!
写真で伝わるかな?
水の柔らかさを岩で表現された不思議な空間。

ナバホの彼「ここから撮ったら、富士山に見えるから、日本人喜ぶねん!」(英語です。笑)
と言って、撮ってくれた写真がこちら。

ナバホにある富士山!?

Mt.Fuji

白黒とカラーと2枚撮ってくれました!
な!め!ら!か!
この、なめらかさが伝わってほしい!

アンテロープキャニオンに行く時の確認事項は、
イチ、晴れているか!
二、太陽の位置が一番高い時間なのか!
この二つの条件がそろえば、もっと綺麗に神秘的な写真が撮れると思います!

そして、最後はこんな感じで再びパイプ階段を登って地上へ戻っていきます。

嬉しい出会いと神秘的な景色、とても大切な場所になりました!
アリゾナ州に行く時は、ぜひ、秘境アンテロープキャニオンへ行かれてみてはいかがでしょうか?

彼ら(先住民)にも会えるしね!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
良い一日になりますように!

with friend

ツーショット撮ってくれた♡


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